皮膚科でも男性型脱毛症の治療ができる

皮膚は体を覆っている大事なものです。火傷などで傷を負ってしまうと細菌などが付着しやすくなり様々な感染症にかかりやすくなります。そのため皮膚科では手や足といった部分だけでなく、口や鼻なども専門に診察を行っています。近年では爪や髪の毛の悩みに関しても皮膚科にて診療を行うようになっています。

男性の場合、男性型脱毛症になりやすく、気が付いたときには薄毛になっていることがあります。男性型脱毛症は進行性のため、治療を行わないとどんどん髪の毛が薄くなるのが特徴です。そのためできるだけ早く治療を開始する必要があります。皮膚科ではこういった男性脱毛症の治療に主にミノキシジルとフィナステリドと呼ばれる薬を処方しています。

ミノキシジルは外用薬として薬剤師のいるドラッグストアでも購入することができます。ミノキシジルは比較的安全な薬ですが、フィナステリドは副作用が出やすい薬です。個人輸入などもできますが、女性や未成年には使用が禁止されており、肝臓などに障害が起こる可能性もあるため、取り扱いには十分に気を付ける必要があります。男性型脱毛症の治療を行う場合はきちんと医師の診察を受け薬を処方してもらう方が安心です。

皮膚科では定期的に頭髪や頭皮の様子を観察しています。また、薬の副作用の有無も確認し、体調なども考慮しながら進めていきます。食生活や生活の指導もしてくれるので、悩んでいる場合は皮膚科を受診すると良いでしょう。

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