超音波検査っていったい何?

超音波検査とは、一般的にエコー検査という呼び方で親しまれていますが、人では聞くことができない高い周波数音波を使用した超音波の高い音を臓器に当てることで、跳ね返ってきた反射について画像で表して検査をします。無害で身体に当てることができ、臓器の様子をリアルタイムで観察することができるため、特に妊婦さんなどにも安心して検査を受けてもらえるようになっています。それぞれの臓器の組織などそれぞれの超音波検査の反射度が違ってくるので画像にあらわすことができる仕組みとなっています。こうした検査ではどのような臓器の検査ができ、またどのような異常を見つけることができるのか少しだけ見ていきたいと思います。

超音波検査がよくつかわれる臓器の一つとして腹部があげられます。肝臓や胆のう、膵臓、脾臓、腎臓、これらの5つの臓器を中心として異常の有無を確かめていきます。胆石や、ポリープ、腫瘍などの限局性病変や、のう胞、慢性肝炎などのびまん性疾患、脂肪肝、をかく臓器の形態などを観察することで検査していきます。超音波検査ではこうした事柄が画像として見ることができるだけでなく、被ばくの恐れがないため繰り返し確認することも可能となっており、人工弁やペースメーカーにも影響を及ぼすことはありません。

ベッドに横たわり、胸にゼリーを塗るだけで検査することができる超音波検査で、心臓の大きさやその動き、弁の状態や、血液の流れ、ポンプが正常に働いているかなどを確かめることでさまざまな検査を行えるようになっているため安心して受診するようにしましょう。

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